オトガイ形成術：アゴ先を引っ込めてしゃくれ顎を解消

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オトガイ形成術アゴ先を引っ込める

施術内容

顎先のことをオトガイといいます。咬み合わせに問題がなく顎先が前に出ている方はオトガイ形成術が一つの適応となります。顎先の骨を水平に切って、後方に移動し、ワイヤーもしくはプレートで固定します。これで理想的なEライン（鼻尖とオトガイ最突出点を結ぶラインをEラインと呼び、口唇がこのライン接するかもしくはやや内側にあることが理想とされています）を作り出すことができます。

ただし、あまり後方に移動させすぎると二重顎の原因となりますので注意が必要です。

こんな方におすすめ

顎が前に出ている
しゃくれている

当院の特徴

術前にセファログラム（顔面規格レントゲン写真）を撮影し、骨格の分析を行います。
咬合に問題がなく、顎先が前に出ている場合、顎先の骨を水平に切って後方に移動させます。
骨を移動した後は段差が生じますので、この部分を丁寧に削り段差をなくしていきます。
ここが非常に大切で、難度の高い部分です。

オトガイ形成アゴ先を引っ込める

流れと注意事項

カウンセリング	レントゲン撮影／分析／ご相談
手術時間	約60分
麻酔について	全身麻酔
入院／通院について	3～5日入院　経過観察のため2～3回通院
腫れ／内出血	約2週間程度腫れや内出血が目立ちます

注意事項

手術後3日間は軟らかい食事を召し上がっていただき、それ以降は少しずつ普通の食事に戻していただきます。
手術後4日以降は、腫れも徐々に引いてきますので、日常生活もこの辺りからだんだん問題なく送れるようになってきます。
手術中、下口唇の知覚神経を保護した関係で、手術後に一過性に下口唇の知覚が鈍くなりますが、徐々に改善してきます。歯科で歯の治療の際に麻酔されたような感じです。通常、3～6カ月程度で回復します。
手術後1ヶ月以降は腫れが落ち着いて、しゃくれ感が減ってきます。
完成には6ヶ月ほどかかります。